ロードバイク用サングラス15選|選び方から人気ブランドまで解説

ロードバイク用のサングラスを、流行りの5つのブランドからご紹介します。

ロードバイクでは、目を守るためにサングラスを着けます。

でもせっかくなら、カッコいいのをかけて走りたくありませんか?

この記事でわかること
  • ロードバイク用サングラスの選び方(フレームとレンズの形状)
  • 近年トレンドになっている5つのメーカー
  • おすすめのロードバイク用サングラス

僕自身、Oakleyの『Jawbreaker』を5年間、使い続けています。

トレンドであるビッグレンズの良いところや、選ぶときの注意点などをお伝えするつもりです。

ぜひ参考にしてください。

目次

ロードバイク用サングラスの選び方|形状

普段のファッション用と違って、ロードバイク用のサングラスだと機能面も重視しなければいけません。

まずは形状について、チェックポイントを押えていきましょう。

フレーム形状

フレーム形状には3つのスタイルがあり、視界の広さ・重量・耐久性に違いがあります。

形状視界重量耐久性
フルフレーム
ハーフフレーム
フレームレス

エアロポジションで走り続けるライダーは、上部にフレームのない形状を好みます。

ですが、多くのサイクリストにとっては、デザインやフィット感、軽さのほうが大切

  • フレームが好みのデザインか
  • 重すぎないか
  • 試着したり、レビューを見てフィット感を確認

これらをチェックして、購入に至るはずです。

まずはフレーム形状が好みにであることがスタートになるので、色々と見比べてみてください。

フレームレスならランニングでもストレスが少ないので、併用しやすいですよ。

USフィットとアジアンフィットの違いを知る

欧米人とアジア人では、顔の形に違いがあります。

多くの日本人には、アジアンフィットがマッチするはず。

僕はOakleyのUSフィットを使っていますが、少しこめかみへの当たりが強いと感じます。

アジアンフィットの特徴を知って、アイウェア選びの参考にしてください。

レンズの形状

アイウェアのレンズ形状は、2つの種類があります。

シングルレンズ(一眼)タイプ

ロードバイク用のサングラスとして、主流なのはシングルレンズの方です。

見た目がカッコいいことはもちろん、機能面でもシングルレンズは優れている点が多いです

また、ここ数年のトレンドで、どんどんレンズの大型化が進んでいます。

シングルレンズの特徴
  • 視界が広い
  • 風の巻き込みが少ない
  • レンズが交換しやすい
  • 度付きレンズが作りづらい
  • アイウェア全体が重くなりやすい
  • 曇りやすい(ベンチレーションで対処される)

 

デュアルレンズ(二眼)タイプ

デュアルレンズのほうが、手頃な価格帯で手に入れやすいです。

一方、シングルレンズと比較すると視野が狭いので、よりフィット感を高いモデルを選びましょう。

度入りのレンズを作るときは、ほとんどこちらが選択されます。

デュアルレンズの特徴
  • 安価なものが多い
  • 度付きのレンズが作りやすい
  • 視野が狭い
  • シングルレンズよりフィット感に気をつかう

 

僕は最初、デュアルレンズを使っていました。ですが、ダウンヒルでフレームが視界に入るのが不快で、シングルレンズに切り替えました。 

 

フィット感を確認する

ロードバイク用のサングラスは、長時間つけるケースが多いです。

したがって他の競技よりも、小さなストレスにも敏感になります。

フィットしていないと、痛みに繋がってしまうので、購入前にしっかりとを確認しましょう。

こめかみの当たり具合

USフィットとアジアンフィットで大きな差が出るのが、こめかみ部分の当たり具合

サイドフレームとこめかみの当たりが強いと、ロングライドで徐々に頭痛が起こってしまいます。

短時間で見極めるのは難しいですが、試着で少しでもこめかみに違和感があるなら、別モデルも検討しましょう。

ノーズパッド、スペアの有無

多くのアイウェアは、ノーズパッドが交換できます。

世界的にも鼻が低めな日本人。

欧米人と同じノーズパッドでは、ズリ落ちるケースも少なくありません。

オプションで別売りしているのか、最初から付属するのかによって総額も変わります。

予算オーバーにならないためにも、確認して購入しましょうね。

頬との当たり具合

各モデルのビッグレンズ化が進むことで、頬との接触にはより注意を払う必要があります。

視界を広げたくて大型レンズにしたけど、頬に当たってしまうと、かえってストレスに。

ノーズパッドとの相性もありますので、装着時に頬に触れてないか、みておきましょう。

 

アイウェア選びについて詳しく知っておきたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

ロードバイク用サングラスおすすめ15選

この記事を執筆している2022年、大きなシングルレンズが主流となっています。

ファッション業界の流行に乗りつつ、機能性と目を保護する観点からも、レンズはどんどん大型化が進みました。

ここでは、そのトレンドを牽引するブランドを5つ紹介します。

いずれも歪みのない、クリアなレンズを使っているハイブランドです。

ぜひ、見た目が好みに合うモデルで選んでみてください。

Oakley -オークリー-

ロードバイク用のサングラスを語るうえで、『Oakley』を外す選択肢はありません。

数多くのアイウェアブランドが立ち上がる中、いずれもOakleyに追いつけ追い越せの状況。

ロードバイク用どころか、スポーツサングラス業界の王者といえるブランドです。

僕も5年以上、ずっとOakleyを愛用中。
独自開発のPrizmレンズは、付けている方が視界がクリアになります。

Jawbreaker

出典:Wiggle

2015年に発売され、今なお根強い人気があります。

大きなレンズで視界が良好で、レンズの性能は言わずもがな。

デザインで特にこだわりがなく、高性能なロードバイク用サングラスを求めているなら、手放しにおすすめできます。

「迷ってるならこれにしとけ」と、友人にも言えるレベルです。 

いまWiggleでは、交換レンズがセットで安く販売されています。
この2つのレンズがあれば、どの時間帯のライドにも対応可能です。

Radar EV Path

出典:Wiggle

上述のJawbreakerが発売される前は、もっとも主流だったのが「Radar EV Path」でした。

スタイリッシュな見た目は、サイクリストのサングラス選びで、常に候補に上がる1本。

ビッグレンズに抵抗があり、高性能なアイウェアをお求めならば、ぜひ選んでほしいモデルです。

Sutro

出典:Amazon

丸っこいレンズで、どこかレトロな雰囲気を漂わせています。

ファッション業界に合わせて、サイクリング業界もレトロ回帰が進んでいるようです。

おしゃれに気を使いつつ、高性能レンズで目を守りたい方におすすめ

流線型ではないので、風の巻き込みが心配ですが、レビューではそこに異を唱えるものは見つかりません。
おそらく、風の対策も十分でしょう。

 

Kato

出典:Amazon

ビッグレンズを極めたらこうなった。

そんな制作陣の声が聞こえてきそうな『Kato(ケイト)』。

なんと鼻の形に沿ったレンズで、一切の紫外線を目に入れない気概を感じます。

平地を高速で巡航し、ヒーロー感を演出したいライダーには刺さるかもしれませんね。

大ぶりな見た目ですが、フレームレスで軽量なのでご安心を。

 

100% -ワンハンドレットパーセント-

ペーター・サガンを筆頭に、自転車界のスター選手でプロモーションをかけて、一気に知名度を上げました。

発売当初、ビッグレンズブームを先駆けた「Jawbreaker」より、ひと回り大きなレンズで話題になったのを覚えています。

新作を出すペースがとても早く、フレームやレンズ形状はどんどん改良中。

モデルが多く展開されていくので、好みの1本が見つかるはずです。

なお、全てのモデルでクリアレンズが付属します

夜間の走行でも使えて、お得感がありますね。

Speedcraft

出典:Wiggle

100%の処女作となった『Speedcraft』。

フルフレームになっているので、フィット感と耐久性はお墨付き。

レンズはJawbreakerよりも縦に大きいのに、重量差はほとんどありません。

ブランドから多くのラインナップが展開されていますが、いずれも『Speedcraft』から派生した商品です。

100%の中で、もっとも「安定感のある」モデルだと感じます。

ワールドトレンドの中でも、王道を知ってみるのはいかがでしょうか?

S2

出典:Wiggle

100%ブランドの2作目で、『Speedcraft』から頭文字をとって命名された『S2』。

フレーム下部がなく、浅めのカーブで視野が広いモデルです。

丸みを帯びた分、ファッション性も高くなった印象を受けます。

エッジの効きすぎたデザインを嫌う人には、検討の余地ありですよ。

S3

出典:Wiggle

S2のアッパー形状と、Speedcraftの下部(エアフローシステム)を融合させたのが『S3』。

ゴツい印象のSpeedcraftに、少しスマートさを足した仕上がりですね。

Hypercraft

出典:Wiggle

100%から出た、初めてのフレームレスタイプ。

重量はわずかに23g

ヒルクライムを主に楽しむサイクリストには、この軽さは強い味方になるでしょう。

僕もヒルクライム用のアイウェアとして、真剣に購入を検討中です。

POC -ポック-

スキー用のゴーグルで培った技術を、アイウェアに落とし込んだスウェーデンのブランド。

ほかのブランドと比べてレーシング感が控えめで、ファッション性を求めるライダーに好まれています。

いずれのモデルも、カメラレンズを手掛ける「カールツァイス」の製品を使用。

視界のクリアさは一級品です。

Aspire

出典:Wiggle

大型で広い視界を確保しつつ、男女を問わずマッチするクールなデザイン。

太めのサイドフレームで、安定感のあるかけ心地が想像できます。

軽量な素材を使い、重量でも不満のない仕上がりです。

多くのサイクリストと被らず、見た目でアイデンティティを出したい人、必見です。

Aim

出典:Wiggle

特大のシールドレンズに、肉抜きされたハーフリムで軽さと安定感のレベルが高いモデル。

テンプルとノーズピースは調整ができるので、顔に合わせてフィットできます。

他のロード用サングラスにない、湾曲したレンズが可愛らしさも演出してますね。

POCらしい湾曲デザインと、軽さを求める人におすすめ

Smith -スミス- 

スキーやスノーボード用サングラスの製造から始まり、今では自転車競技用のサングラスにも力を入れる、アメリカブランド。

スミスはどれも、フィット感がいいと評判です。

耳にかける部分が柔らかく作られて、長時間つけていても、耳が痛くなりません

SHIFT MAG

出典:Amazon

スミスの人気商品。

頬と接触しにくいレンズ形状で、装着時のストレスを感じづらいです。

また、耳にかける部分が柔らかい素材で作られています。

長時間つけていても、痛くなりにくいのが、他のブランドとの差別化ポイントです。

ロングライドで、顔周りのストレスを軽減したい人におすすめです。

 

ATTACK MTB AF SUNGLASSES

出典:Amazon

ノーズパッドを2つの位置に調整できます。

鼻の高さに合わせたセッティングが可能です。

レンズは耐湿コーティングが施され、汚れが落としやすくてクリーニングも楽チン

KOO -クー-

ヘルメットブランド「KASK」が手掛けるアイウェアブランド。

ロードレースチームの「トレック・セガフレード」にスポンサー提供しています。

POCと同様に「カールツァイス」のレンズを採用して、歪みのない視界を確保。

Demos

出典:Wiggle

2020年、トレンドに合わせて投入されたモデルです。

丸みを帯びたビッグレンズで、スタイリッシュに走りたいライダーに刺さるデザインとなっています。

Spectro

出典:Wiggle

前述のDemosと打って変わって、とてもシャープな形状が印象的。

一方で、軽さや耐久性など、性能は似通っています。

顔立ち、好みに合わせてどちらかを選択するのが良さそうです。

個人的には面長なので、丸みを帯びたDemosが気になっています。

Supernova

出典:Wiggle

フレームレスで、21gと超軽量のサングラス

無駄を一切省いて、ひたすら軽さを求める人はぜひ検討してください。

サングラスはおしゃれとフィット感で選ぼう!

ロードバイク用のサングラス選びを手助けすべく、トレンドのメーカーからいくつかご紹介してきました。

内容は以下の通り。

  • 視野が広いシングルレンズが主流
  • 度付きアイウェアを作るならデュアルレンズ
  • フィット感はこめかみ、ノーズ、頬の部分がストレスじゃないか確認
  • トレンドの5つのメーカー
    • Oakley、100%、POC、SMIHT、KOO

安い買い物ではありませんが、お金をかけただけの価値が得られるアイテムです。

ロードバイク用サングラスは、ある程度の価格からは機能性は十分満たされています。

したがって、自分の顔にフィットすることと、デザインが気に入るかどうかで選んで問題ありません。

この記事がアイウェア選びの参考になったら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

整形外科クリニックで働く、7年目の理学療法士です。日本の健康寿命を延ばせないかと模索するなか、趣味のロードバイクが一助になると思い立ち、情報発信のためにブログを開設。
ロードバイクと健康関連全般について発信していますので、ぜひ読んでいってください。

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